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おこめん|麺料理の新しい選択肢! ツルツル&モチモチの米粉麺

暑くなると恋しくなる、ツルッと食べられる麺料理。そうめんや蕎麦などに加えて、この夏は「おこめん」を選んでみるのはいかがでしょうか。

おこめんは、広島県産の米で作られる米粉麺。和洋中と何にでも合う万能さと、ツルッ&モチッとした食感が魅力です。

グルテンフリーなど健康面に気を配る人はもちろん麺好きな人も、この夏は米粉麺・おこめんに注目です!

米作りと米の食文化を未来へつなぐために

おこめんが作られているのは、三原市大和町。「株式会社おこめん工房」が2005年から製造加工・販売を行っています。

代々米農家としてその地で米作りを行ってきた井掛さんが、米の食文化の未来、そして中山間地域に根付く産業の未来を考え、「地域のためになることを」と米粉麺の開発・製造に取り組みました。そうして生まれたのがおこめんです。

「株式会社おこめん工房」の井掛雅祥さん。父の勲さんがおこめんを開発し、雅祥さんも農作業と並行しながら2代目としておこめんの製造加工・販売に取り組んでいます。

おこめんの原材料は、広島県産の米と馬鈴薯でんぷんのみとシンプル。それゆえに研究開発を日々重ねて、製粉や製麺などのアップデートを続けているといいます。

井掛:例えば米の品種が同じでも、生産年や場所、気温や湿度などで麺の仕上がりは変わります。そのため一部機械化していますが、まだまだ職人の手仕事による工程が製麺作業では重要です。味はもちろん、食感や香り、茹で時間の短縮化など試行錯誤しながら、よりおいしくて食卓に取り入れやすい麺作りを大切にしています。
廃校になった小学校を事務所&工房として活用。

おこめんは白米と玄米の2種類あり、どちらもツルツルモチモチとした食感でありながら、それぞれ異なる方法で製麺しているというこだわりぶり。白米はよりしっかりとコシが楽しめてうどんのように、玄米は焙煎しているため香りがより際立ち蕎麦のように味わえるといいます。しかも、茹でる時間は驚きの1分30秒ほど。暑い時季に助かる手軽さです。

おこめんをパッケージから取り出したところ。左が白米、右が玄米。
井掛:米は和食にはもちろん、洋食や中華にも合いますよね。それと同じで、米粉麺もいろんなジャンルに合わせられるポテンシャルの高い麺です。思い描いているのは、うどんや蕎麦、ラーメンのように、おこめんが麺文化の一つのジャンルになること。例えば子どもに「ラーメンやうどんもいいけど、今日はおこめんが食べたい!」と言ってもらえるような未来になったらうれしいですね。

暑い時季もおいしく味わえるおこめん

現在はオンラインショップや道の駅で販売されているほか、広島市中区「ひろしま夢ぷらざ」や広島市南区「minamoa」内の「AKOMEYA TOKYO」、広島市西区「アルパーク」内の「無印良品」でも取り扱いがあるおこめん。夏にオススメの食べ方を教えてもらいました。

井掛:夏はそうめんのような食べ方がおすすめです。お客様からは「“おこめん流し”をして食べた」というお声もいただいたんですよ。サラダ麺にすると食欲が落ちてしまったときでも食べやすいですね。あとは、つゆもグルテンフリーで作ったおこめんのつけ麺セットもオリジナルで販売しているので、そちらもおすすめです。
つけ麺セットも白米、玄米を用意。つけ麺を食べた後に残ったつゆには、麺の茹で汁を加えて「米湯」として飲むこともできる。

▼おこめんレシピはWEBやInstagramに掲載中!

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さまざまにアレンジして味わうのも楽しい!

広島に「おこめん」を根付かせたい

現在は広島県内の学校給食の一部でも使われているなど、家庭以外の場所でも見かける機会が増えてきているおこめん。また竹原市「お好み焼 御幸」では、お好み焼きに使用する麺をおこめんにした「おこめん焼」も提供中。小麦を控えている人も食べられるお好み焼きとして、ジワジワ認知が高まってきています。

井掛:広島はさまざまな麺文化が生まれている土地なので、その一つとしておこめんもこの地に根付くようにしたいです。そのためにはまず一度食べてもらうことが大切なので、家庭はもちろん飲食店などでも楽しめるようにおこめんを広げていきたいと思っています。米の新しい価値を生み出して、おこめんをおいしく食べてもらい、その先に中山間地域の水稲が100年後も続いていくような仕組み作りに挑戦し続けていきたいと思います。

夏の食卓に活躍すること間違いなしのおこめん。地域で育った米で作られる米粉麺の背景への理解も深めながら、麺料理の新しい選択肢としてこの夏さまざまな味わい方でぜひ楽しんでみてください。

おこめん工房

三原市大和町下徳良1986

TEL.0847-33-1456

アクセス
山陽自動車道・河内ICより車で約20分