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デジハコ プログラミングカー|“クルマ×プログラミング”で楽しく自動運転の仕組みを学ぶ

小学校での必修化をはじめ、教育現場で学びの一分野としてすでに浸透しているプログラミング。もちろん大人にとっても、触れる機会が多くなっているのは言わずもがなですよね。

そんなプログラミングを親子で楽しみながら学べるのが、「デジハコ プログラミングカー」。これは、自らクルマを組み立て、プログラミングし、自動運転させることで仕組みを学ぶ教育キットです。

自動車製造の盛んな広島で生まれた、クルマ型のプログラミング教材。この開発を担った株式会社ワールドエリアネットワークスの担当者に、誕生の背景や特徴について尋ねます。

モノづくりの楽しさも実感できる教材

お話を伺ったのは、株式会社ワールドエリアネットワークス・代表取締役の三谷さん。3DCG制作やXRシステム開発、映像制作などを多く手掛けてきた中、今回プログラミングカーの開発も手掛けました。

三谷:小学校でのプログラミング教育が必修になり、ひろ自連(ひろしま自動車産学官連携推進会議)さんがクルマについてのプログラミングを学ぶ機会の創出に取り組まれていました。弊社には3Dプリンターやレーザー加工機があるので、それらを使って子どもたちがプログラミングへの興味を広げてもらえるモノをつくりたいと考えて、自動運転機能を備えたクルマ型の教材を開発することにしました。

“クルマとプログラミングの要素を組み合わせた製品”。これだけ聞くと普通に聞こえるかもしれませんが、他の一般的なプログラミング教材とは大きく異なる点があります。それは、“自分でクルマを組み立てる”というモノづくりの要素があるということです。

「デジハコ プログラミングカー」のヘッドライトやテールランプは光るようになっており、ヘッドライト下に組み込んだ衝突センサーで障害物を感知しながら走行する。

一般的な教材は、プログラミングを主体としたソフトウェア製品が中心です。一方でこの「デジハコ プログラミングカー」はモノづくりの要素を加えることで、子どもたちがより興味を持って学べるようにしています。

三谷:私たちが子どもの頃にミニ四駆をつくって走らせていたような感覚に近いのかなと思っていて、モノづくりが好きなスタッフとアイデアを出しながら開発していきました。自分で組み立てるとやっぱり愛着が湧きますし、自分でつくったクルマに自分でプログラミングして好きなように動かせるとより楽しさが増すと思います。

初心者でも取り組みやすい設計

「デジハコ プログラミングカー」のキット一式。キーボードやモニター、電池などは別途用意が必要。

見て、組み立てて、動かして学びながら、自然とエンジニアリングの面白さに触れられる設計と、インテリアとしても映えるデザイン性で、2025年には「ひろしまグッドデザイン賞」の奨励賞を受賞している「デジハコ プログラミングカー」。

キットには、レーザー加工を施した薄い木製パーツ、モーターをはじめとした電子部品、マイコンなどがセットになっています。組み立て方やプログラミングについて動画で学習しながら、素材を組み立て、BASIC言語でプログラミングし、自動走行させていく過程を通して、モノづくりとプログラミングの基礎を身につけることができます。

三谷:言語は、プログラミングの基礎であるBASIC言語を採用しています。初心者でも基本から学べるので、子どもも大人もプログラミングの世界に興味を持ってもらいやすいと思います。

この「デジハコ プログラミングカー」は、学校の授業で活用することのほかに、自宅で親子一緒に学習することもできます。個人でキットを購入する場合は、学習動画がセットになったEラーニング版で始めるのがおすすめです。

プログラミングがより身近な存在に

三谷:これまでにイベントへ出展して、子どもたちやご家族に体験していただく機会も設けてきました。対象年齢は小学校5~6年生が目安になりますが、小学2年生の子どもたちも楽しんでいただけていました。プログラミング教室で学ぶ内容より少し難しく設定しているので、意外と大人の方にも楽しんでいただいていたのが印象的でしたね。
体験イベントの様子。自分でプログラムを書き込み、新しい遊び方を見つけて夢中になって楽しむ子どもも。親御さんにとっても、子どもの新たな一面を発見する機会になっているそう。

三谷:個人で楽しんでいただくことはもちろん、今後はプログラミング教室とも連携をとってプログラミングに興味のある方に広く楽しんでいただけるようにしていきたいと考えています。小学校の教育現場でも、例えば貸出の形でより多くの子どもたちに学ぶ機会をつくることができるよう取り組んでいきたいです。

プログラミングに加えて、クルマや自動運転について考えたり、エンジニアへの興味を促したりと、多面的な学びにつながっている「デジハコ プログラミングカー」。実際に手を動かしながら、仕組みを知る。学びの意欲を刺激してくれるクルマで、プログラミングがより楽しく、身近な存在になるはずです。

デジハコ プログラミングカー

株式会社ワールドエリアネットワークス

広島市中区大手町2丁目2-13 ザ・ガーデンプレイス紙屋町5F

TEL.082-207-2601

アクセス
広島電鉄・本通駅から徒歩約3分