
広島県内に3店舗を展開する『快足屋』は、国内外から厳選した足に優しいコンフォートシューズと、オーダーインソール(中敷き)を取り扱う専門店です。足にお悩みを抱える多くの方が訪れ、歩くことが楽しくなるようなアイテムも豊富に取り揃えています。また、月に一度開催されるウォーキングイベントを通じて、「歩くこと」を日常に取り入れるきっかけ作りも行っています。

今回は、広島市内で唯一「ウォーキングステーション(※)」を設置している『快足屋ウォーキング西広島駅前店』を訪れ、代表の住田さんにお話を伺いました。
※ウォーキングステーション:国際市民スポーツ連盟(IVV)が認定したウォーキングコースの出発地点。利用料(1コース200円/1回)を支払い、地図を受け取ってスタートし、ゴールすると歩行距離や回数が「パスポート」に記録されます。
ぴったりな一足との出合いから始まった『快足屋』
『快足屋』誕生のきっかけは、住田さんがある靴店で「自分の足にぴったりの一足」と出合ったことにあります。もともと紳士服業を営んでいた住田さんは、その経験を通じて「本当に履きやすい靴を届けたい」という思いが芽生え、新たな事業として『快足屋』がスタートしました。

店内には、足の健康や快適さを重視した「コンフォートシューズ」がずらりと並びます。スイス、アメリカ、ドイツなど海外ブランドに加え、国内メーカーの製品も豊富に取り揃えています。

さらにランニングや登山、ゴルフ、自転車競技など、さまざまな用途に応じたオーダーメイドのインソール作成にも対応しています。

いずれの店舗にも「シューフィッター(※)」の資格を持つスタッフが在籍しており、足に合わせた靴選びを丁寧にサポートしてくれるのも安心のポイントです。
※シューフィッター:「足と靴と健康協議会(FHA)」が認定する専門資格。足の知識と靴合わせの技術を持つプロフェッショナルです。 ※曜日によっては不在の日もあります。
足の状態チェックと、靴選びを体験!
今回、『快足屋』スーパーバイザーであり、シューフィッター「バチェラー(上級)」の資格を持つ渡山さんに、実際に広島CLiP新聞編集部員の足の状態チェックと靴選びを行っていただきました!

まずは丁寧なヒアリングからスタート。足のサイズや状態を計測し、普段の靴が本当に合っているかどうか、足の特徴などを把握していきます。
次に「フットプリント」と呼ばれる機器で足裏の荷重バランスや形状をチェックします。


その後、足の状態に合った靴やインソールを選定していきます。今回選ばれたのは、アメリカブランド「ALTRA(アルトラ)」のシューズ。自然な足の動きを妨げず、正しい姿勢を保てる設計が特徴で、ジョギングやハイキングなど幅広いシーンで活用できます。

また必要に応じて、店内で足に合わせたオーダーインソールの作成も行います。


毎月開催のウォーキングイベント
『快足屋』では、2007年から毎月「楽ちんウォーク」というウォーキングイベントを開催しており、これまでに200回以上開催される恒例のイベントとなっています。開催場所は尾道や呉、似島など県内全域にわたり、毎回およそ10kmのコースをウォーキング。参加者の中には93歳の方もおられ、年齢問わず多くの方が元気に参加されています。

さらに2020年からは「ノルディックウォーク体験会」も毎月開催。専用ポールを使って歩くこのスタイルは、もともとクロスカントリースキー選手の夏場のトレーニングから生まれたものだそうです。

専用ポールを使うことで自然と姿勢が良くなり、歩幅も広くなるため、通常のウォーキングよりも効果的。歩くことに不安がある方にもおすすめの運動です。

「快足屋に関わるお客様という大切な仲間、そしてご家族や従業員まで、すべての人がウォーキングを生活習慣にして、健康で明るい人生を送ってほしい。」と住田さんは語ります。
暖かくなり、外を歩くのが気持ちよい季節がやってきました。『快足屋』で自分に合った一足と出合い、心地よく歩く毎日を始めてみませんか?足元から健康を見直す第一歩に、ぜひ訪れてみてください。