新たなフットサル場『FUTSAL CAMPUS T-DREAM』が2023年3月1日、広島市安佐南区にオープンしました。「地域×スポーツ」をテーマに、地域の子どもには夢を描ける場に、そして悩みを抱える大人たちには癒しの場となるようフットサル以外での使い方も提案しています。元フットサル日本代表でT-DREAM株式会社代表の村上哲哉さんにフットサル場への熱い思いをお聞きしました。
フットサル場から世界を目指す子どもを
村上:現役時代フットサル日本代表の選手として世界と戦い、引退後は次世代の子どもたちにフットサルの魅力を発信していきたい思いが強く、2017年4月に広島で初となるジュニアフットサルスクールを立ち上げる事になりました。たくさんの子どもたちと関わる中で、活動の場を広げ、子どもたちが好きな事に夢中になり、夢に向かってチャレンジできる場所を作りたいと思っていました。
『FUTSAL CAMPUS T-DREAM』の特徴を教えてください。
村上:一番の特徴はこの芝です。人体に無害なイタルグリーン人工芝と天然素材ジオフィルを使用しています。お子さんが誤って口に入れても安心ですし、身体や関節などを痛めにくい芝なので小さなお子さんから安心してご利用いただけます。実際にサッカーのプロチームの練習場などにも使われています。
村上:平日夕方からはサッカー・フットサル教室も開催するので、このフットサル場からプロを目指す夢を持ってくれるお子さんも出てきたらいいなと思い、芝にもこだわっています。
教室ではプロの世界を経験した村上さんだからこその視点も学べるのでしょうか。
村上:メインコーチ陣は、元日本代表選手や元プロ選手が多数在籍しており、技術はもちろん、選手時代のリアルな体験を子どもたちに伝えられるところが最大の強みだと感じています。
フットサルの入り口「個サル」とは?
フットサルというとチームに入っていないと参加できないイメージがあります。
村上:個サルは一人からでも参加でき、当日集まったメンバーでチーム分けを行い、ひたすら試合を行います。メンバーがいないからプレーできないではなく、フットサルで新たな仲間と繋がり、新たなコミュニティーができるのが個サルの魅力です。男女問わず誰もが気軽に参加でき、楽しくボールを蹴ることができるんです。
村上:「個サル」というのはその名の通りフットサルに個人参加することです。フットサル場の予約ページからフットサル経験者向けの「完全燃焼個サル」や初心者向けのゆる~く参加できる「ゆるっと個サル」というコースが選べますので、まずご予約(
予約サイト)をして参加してみてください。仕事終わりにふらっと参加することもでき、新しい仲間やコミュニティーも生まれますよ。
フットサル場から新たなコミュニティーが生まれる場所に
フットサル場を住宅地の中に作ったのはなぜなのですか?
村上:自分自身がこの近くの団地に住んでいて、地域の子どもたちや大人にとってスポーツを日常にしてほしいと思ったからなんです。選手時代、応援してくださるサポーターやたくさんの方の支えを感じてきました。その恩を地域にお返しできたらと思い、フットサル以外での使い方も提案しています。高齢者向けの体操教室や、ヨガの教室、マルシェなどの利用を予定していますが、その他にもこんな風に使ってみたいといったお声が地域から上がったらお応えしていきたいと思っています。
『FUTSAL CAMPUS T-DREAM』が今後地域にとってどんな場所になってほしいですか?
村上:この場所をきっかけに人と人とのつながりが生まれたり、このフットサル場に来ることで悩みやストレスを抱えた大人に癒しを与えることができたり、子供たちが夢を持ってくれたり、地域とスポーツをつなげることで良い循環が生まれることを願っています。
フットサル日本代表として世界を舞台に戦ってきた村上さんは、自分を支えてくれた地域への還元という熱い思いをもって新しい挑戦を始めました。子どもにとっては未来を描けるような場所として、大人にとっては癒しや仲間作りの場所として、このフットサル場からワクワクする日常が生まれていきそうです。この春新しい出会いを探しに、ぜひフットサル場『FUTSAL CAMPUS T-DREAM』を訪れてみませんか。