
健康志向の高まりに併せて、食事に気を付けたり生活習慣を見直したりする機会が増えてきました。
その中でよく聞くのが「オーガニック」。オーガニックの食品やアイテムを暮らしに取り入れてみたいと思っても、実際に手に取って選びながら購入できる場所は意外と少なかったりします。
広島市南区比治山町にある『八百万屋(やおよろずや)』は、店主が厳選したオーガニックの野菜や食品などが揃う店。ちょっと試してみたい人、新しい商品に出合いたい人の手札となる一軒です。
食材本来のおいしさに気付いたフランスでの体験
『八百万屋』店主・可奈さんがオーガニックに興味を持ったのは、旅行で訪れたフランス。ワイナリー巡りでのワインのおいしさ、レストランでの野菜のおいしさに驚き、現地でその理由を尋ねると皆一様に「ビオで育てたブドウや野菜だからだよ」と教えてくれたそうです。
ビオとは、ヨーロッパでオーガニックのこと。フランスでのそんな体験を通して、食材そのものが持つおいしさを楽しめることの幸せを改めて感じたといいます。

祖父母が兼業農家だったこともあり、農業自体はそんなに遠い存在ではなかったという店主。ただ自身の食卓で少しずつオーガニック食材が増えていくと、オーガニックで野菜を育てる生産者の背景を知り、またオーガニック食材を買える場所が意外と少ないことにも気付きます。
現実的に自分が農家になることは難しくても、農家や就農を目指す人がちゃんと事業として成立するよう応援したい。オーガニックの食材や食品を気軽に購入できる場所を増やしたい。そんな思いから、趣味と実益を兼ねて地元の広島で『八百万屋』をオープンすることになりました。

実際に食べておいしいと感じたものをラインアップ
野菜や調味料などオーガニック食材・食品が並ぶ店内。特に野菜は季節のものが随時入荷するため、旬の時期には豊富に並ぶ一方で、端境期には必然と種類も量も少なくなります。

その他、使い切れるサイズ感やパッケージが過剰でないものをセレクトしたり、量り売りを採用するなど、エシカルな観点も取り入れたアイテムが揃います。


シンプルな調理法で十分おいしいオーガニック野菜
オーガニック野菜の良いところを、「野菜自体がおいしいので、“切るだけ・焼くだけ・蒸すだけ”といった本当にシンプルな調理法で済むところ」と話す店主。だからこそ、子育てや家事、仕事などで忙しくしているお母さんにこそオーガニック野菜をおすすめしたいと太鼓判を押します。

本格的な秋を迎える10月には、サトイモやサツマイモ、生落花生、新ショウガなどが店頭に並びそうです。シンプルな調理法でおいしく食べられる秋の味覚をしっかりと堪能しつつ、自分の暮らしに取り入れやすいオーガニックを楽しみたいですね。
