近年ドライブコースとしても人気の高い安佐南区戸山エリア。2022年にオープンした焼き菓子店「No Wonder」(ノーワンダー)では、シンプルで味わい深い焼き菓子や注文を受けてからクリームを詰めるザクザク食感のクッキーシューを提供しています。お店の魅力やホワイトデーにおすすめの商品について伺いました!
大注目!おしゃれなお店が集まる戸山エリア
No Wonderのある戸山エリア(沼田町阿戸・吉山)は、安佐南区唯一の中山間地域。里山の原風景が色濃く残る自然豊かな地域でありながら、広島市内の中心部から車でおよそ30分で訪れることができます。また、ここ数年でおしゃれなお店が続々とオープンしていることもあり、ドライブスポットとして人気が高いエリアです。
その中の一軒が、2022年にオープンした焼き菓子店「No Wonder」。穏やかな風景を眺めながら車を走らせると、県道77号線から少し入ったところにタイリッシュな黒い建物が見えてきます。
シンプルな焼き菓子と、人気のクッキーシュー
クールな外観から打って変わって、店内は木の温もりあふれる優しい空間が広がっています。カウンターには、分厚く食べ応えのあるショートブレッドや人気のブール・ド・ネージュ(スノーボール)など、定番のものから季節限定のものまで、およそ20種類が丁寧にディスプレイされています。
中でも人気なのが、注文を受けてからクリームを詰めるという「クッキーシュー」。
ザクザクな生地の中には、バニラとラム酒の香るカスタードクリームとホイップした生クリームが合わさった、トロッと軽い口あたりのクリームがぎっしり。ラム酒はアルコール分をとばしたものが使用されているので、小さなお子様も食べることができます。
「みなさんできたてをぼろぼろと崩しながら頬張っていて、その様子を見ると嬉しくなります。」
そう笑顔でお話ししてくださったのは、店主である井原さんご夫妻。広島の製菓学校を卒業したお二人は、ホテルでパティシエとしてウエディングケーキやバースデーケーキ、レストランや宴会のデザートなど幅広いジャンルのお菓子作りを経験し、2022年に自身のお店である「No Wonder」をオープンしました。
そんなお二人が作る焼き菓子は、小さなお子様からご高齢の方まで、日々の何気ない日常に溶け込むようなシンプルで素朴な味わいが特徴。
「焼き菓子を通じて、毎日がほんの少しでもボジティブで楽しいものになってくれたら嬉しいです」
焼き菓子の優しい味わい深さから、お二人の人柄が伝わってくるような気がします。
四季を感じられる、贈り物にぴったりのギフトBOX
「普段なかなか出会うことのできないお客様と出会えたり、お店を知っていただけたりするいい機会になる」そんな思いから、出張イベントなどにも積極的に参加されている井原さんご夫妻。最後に、これから新しく取り組んでいきたいことについても伺いました。
ちょっと足を伸ばせば広がる自然豊かな里山、そして日常をちょっと華やかにしてくれる焼き菓子。そんな穏やかな幸せが体験できるNo Wonderへ、ぜひ気軽にお出かけしてみてはいかがでしょうか。